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クラシックの雫2017 第3回  『Twinkle Winds~ウィンドアンサンブルのフルコース~』スペシャルインタビュー!


第3回  『Twinkle Winds~ウィンドアンサンブルのフルコース~』

プログラム


○「吹奏楽のための第1&第2組曲」から シャコンヌ/無言歌/マーチ (ホルスト)
○デンマークとロシアの歌による奇想曲 (サン=サーンス)
○「スカラムーシュ」から 1.ヴィフ/3.ブラジレイラ (ミヨー)
○トリオ・フォー・ブラス(抜粋) (ネリベル
○「ソナティナ・トヤマティカ」から 1.おわら節・夜想曲/3.こきりこ節・変奏曲 (石川亮太)
○ショーロス第2番 (ヴィラ=ロボス)
○ルーマニア民族舞曲 (バルトーク)
○「三重奏曲」から 第3楽章「アダージョ」 (ライネッケ)
○アルメニアンダンス パート1 (リード ほか


廣瀬大悟プロデュース。
管・打楽器とピアノによる“雫版”ミニマル吹奏楽団が特別結成! 
県ゆかりの10人の演奏家が織りなすハーモニーは
「大編成の室内楽」から「小編成のオーケストラ」まで変幻自在。



今回出演される出演者の皆様にメッセージをいただきました!


質問1
10人の奏者による「ミニマル吹奏楽団」が少人数の室内楽曲から大編成の吹奏楽曲までをカバーする というのが今回の企画趣旨ですが、どのような響きが生まれると思いますか?

質問2
公演の副題「ウィンドアンサンブルのフルコース」は、レストランでの食事を想像させます。ご自身の楽器を料理のメニューに例えるとしたら何になりますか?その理由も併せてお答えください。

質問3
公演を楽しみにしてくださっている方へ、メッセージをお願いいたします。



■柳原(浦野)亜弓(フルート)YANAGIHARA Ayumi(flute)

柳原亜弓(フルート)

質問1
今回は木管楽器、金管楽器、打楽器に鍵盤とまさに器楽合奏のもっともミニマムかつ必要十分とも言える様々な楽器が揃っています。大編成の楽団と違うのは人数だけ、音楽の幅や豊かさは同等もしくはそれ以上かもしれません。また、それぞれ富山ゆかりという共通点があり音楽を愛する人々が集う訳ですから温かい愛の響きが生まれると思います。

質問2
お料理のメニューに例えると、、、フルートは細かな動きと高音を得意とする楽器ですから彩りの美しい前菜でしょうか。強さは無いけれど素材の味をしっかり感じることができるような彩りの美しい野菜がお皿にちょっぴりずつ盛り付けられているような、そんなイメージです。

質問3
1の答えにもありますが富山で富山ゆかりのメンバーが集まって創る音楽は富山やそこに暮らす人々への愛が詰まっています。皆様へ感謝をこめて演奏したいと思っています。ご来場を心からお待ちしています。


■黒田真琴(オーボエ)KURODA Makoto(oboe)

黒田真琴(オーボエ)KURODA Makoto(oboe)

質問1
様々な編成による響きの違い、更には原曲を編曲することより生まれる新しい響き…耳馴染みのないような新しい響きに出会えるかもしれません。

質問2
メニューではないですが食材に例えるなら「キャビア」はどうでしょう?スペシャリティがあって色んな料理のアクセントにもなる、美味しいソロが多いオーボエに通ずるところがありそうです。

質問3
吹奏楽なのか、室内楽なのか、はたまたオーケストラ風なのか…どんな新しいサウンドが生み出されるか私自身とても期待しています。吹奏楽が好きな方も、馴染みのない方にも楽しめる名曲揃いのプログラムですので、ご来場いただけると嬉しいです。

■安田菜々子(クラリネット)YASUDA Nanako(clarinet)

安田菜々子(クラリネット)YASUDA Nanako(clarinet)

質問1
いやぁ…………未知ですね…………普段は、クラリネットなら大編成なら少なくとも10人は欲しいところが1人。どうなるんでしょうね。意外と、吹奏楽とは違った自由さが生まれてきそうで、とても楽しみです。

質問2
ワイン。赤ワインかな。オーケストラとか室内楽では、クラリネットは、決して表立った楽器ではないけれど、でも、いないと途端に響きが薄くなる。
料理に合わせた美味しいお酒がないフルコースは、十分に満足するも、なんだか物足りないですよね。むしろ人によってはこのワインが、コースの中でも大きな割合を占めます。そんな、主役にも名脇役にもなれる楽器です。
併せてクラリネットは、赤ワインのフルボディのような、歳を重ねれば重ねるほど心に沁みてくる、そんな味わい深い音色だと思っています。

質問3
私自身とても興味があります。絶対楽しいです!お風邪にお気をつけて!会場で、元気にお会いしましょう!

■角口圭都(サクソフォーン)KADOGUCHI Keito(saxophone)

角口圭都(サクソフォーン)KADOGICHI Keito(saxophone)

質問1
10人とは思えない厚みと10人とは思えない繊細さの対比により、美しいアンサンブルの妙が生まれるのではないかと思います。

質問2
メインディッシュの前に出てきそうな魚料理。 そのままでも美味しいし、他の食材との組み合わせや調理の仕方で思いがけない美味しさに変身します。 やはり吹奏楽の花形はトランペットに持っていかれるよね、とサックス吹きは思います。

質問3
富山から生まれたスーパープレイヤーによるアンサンブルをお楽しみください!


■葉室 晃(トランペット)HAMURO Hikaru(trumpet)

葉室 晃(トランペット)HAMURO Hikaru(trumpet)

質問1
たった10人しかいないのにまるで大編成のような厚い、熱い響きが必ず生まれると思います。また生み出したいと思っています。

質問2
メインの魚料理。メインの肉料理は低音楽器の音の厚みが相応しいと思うけれど、やはりトランペットもメロディーを担当することが多い楽器だとおもうのですこし軽めのメインディッシュといったイメージです。

質問3
フルコースのように上質な演奏が次から次へと楽しめる、こんな贅沢な演奏会はこの日だけ!お見逃し、お聞き逃しなく!


■安田健太(ホルン)YASUDA Kenta(horn)

安田健太(ホルン)YASUDA Kenta(Horn)

質問1
人数を感じさせない重厚且つ心地良い音、そんな響きを出せるよう、日々気を引き締めようと思っております。

質問2
ホルンは(メインディッシュ一皿前の軽めな)肉料理。 「そりゃぁなくても良いかもしれないよ?そのままメインディッシュに行ったって良いんだ。けどあった方が確実に良いし、みんなに喜ばれるよね!軽めの味付けとしっかりとした素材の味で、メインをさらに引き立てるんだ。それ自体も美味しいし。そんな存在かな。やっぱりないとダメかもね。」(射水市在住 34歳 自称音楽家)

質問3
シェフにして偉大なる支配人・廣瀬大悟氏の手腕によるフルコース、私どもも一生懸命料理しますので、皆様是非耳でお召し上がりくださいませ。


■廣瀬大悟(トロンボーン)HIROSE Daigo(trombone) ●雫総合副プロデューサー

廣瀬大悟(トロンボーン)HIROSE Daigo(trombone)

質問1
「世界最小管弦楽団」を謳う、ヴァイオリン・チェロ・オーボエのトリオが存在すると聞いたことがある。それからみると10人も奏者がいるのは多いほうかもしれない。ましてや今回のキャストは一人で何役もこなせる芸達者ぞろい。ありきたりの50人編成のバンドより、はるかに刺激的で、面白い響きがするハズだ。

質問2
「見た目のインパクトやボリューム、またかつてそれを食したことがある人の口コミによって、ある種の層には敬遠されており、メニューに載ってなくても『まあまあ、別にいいじゃないか、なくったって』などとあしらわれる一品」。…具体的な品目? ご想像にお任せする。そう思う理由? トロンボーンは結構仲間はずれにされているから。(ただし、仲間はずれにされているのはトロンボーンではなく、私かもしれないと最近ようやく気づいた)

質問3
「雫」では久しぶりの管楽器中心の賑やかなステージ。パーカッションとピアノがさらに彩りとアクセントを添え、見た目以上に色彩豊かなサウンドで満ち溢れることになるだろう。画期的。リハーサルもきっと楽しい。リハーサルが楽しいと、いい本番になる。あとは、あなたの笑顔。お待ちしてます。


■宮田保良(テューバ)MIYATA Yasuyoshi(tuba)

宮田保良(テューバ)MIYATA Yasuyoshi(tuba)

質問1
それぞれがソリストであり、また役割も明確に分担されています。大人数のようなビッグサウンドとまではいきませんが、十分に聴きごたえのある演奏になると思います。

質問2
「料理を盛り付ける食器」
様々な料理(音楽)の素材(楽器)を生かす食器(音色)になりたい。
願望です。

質問3
独奏、室内楽、吹奏楽、様々な要素を盛り込んだ演奏会になっています。
普段馴染みのない編成だからこそ体感できる面白さがあるはずです。私自身とても楽しみにしています。



■亞希(パーカッション)Aki(percussion)

亞希(パーカッション)Aki(percussion)

質問1
ミニマルなのに、マキシマム。少人数にも関わらず、最大最多の音色・色彩が豊かに溢れる、艶やかで華やかな響きが生まれると思います。
負けず劣らす私の体もマキシマム(笑)。
あ、こういうギャグはいらないですか?すみません。

質問2
私は、料理メニューではないもの。
お子様ランチの旗、揺らめくキャンドル、飾られたお花、誕生日ケーキについてくる小さな花火etc…。あってもなくてもよいものかもしれないけど、それがあることによって、より一層気分がウキウキしたり雰囲気が出たり心が晴れやかになったりするもの。
幸せな食事のひと時や思い出を+αで、味覚以外の感覚からも 心に残るお手伝いをする役割であれたらと思っています。

質問3
ライブLive・生演奏を楽しめるのも、ライフLife・生命があってこそ。当たり前のようで当たり前にある訳ではない素晴らしい瞬間瞬間を、同じ空間で皆様と共にできるのを楽しみにしております。

■中野悠里(ピアノ)NAKANO Yuri(piano)

中野悠里(ピアノ)NAKANO Yuri(piano)

質問1
人数は少ないかもしれませんが、沢山の楽器奏者の方が演奏されるので、ダイナミックで迫力ある演奏になると思います!

質問2
今回は管打楽器の中に鍵盤楽器でお邪魔させていただきます。本来入っていないことが多いと思いますが、ピアノが入ることによってまた違った味が楽しめると思います。今回はメニューで言うと、メインじゃないけどあると嬉しい、隣に添える付け合わせみたいな感じでしょうか?

質問3
沢山の楽器とのハーモニーはとても魅力的です。それぞれの楽器の魅力を味わいながら楽しんで聴いていただければ嬉しいです。メンバーも素敵な方ばかりなので、私自身もとても楽しみです!

~プロデューサーから皆様へ~

 「雫のステージで吹奏楽は聴けないのか?」というリクエストはだいぶ前からいただいていました。世間でおなじみの数十人でやるようなステージは、室内楽の範疇から外れるので実現は不可能ですが、その原点とも言える管楽室内楽の編成で、何かチャレンジングなことができるかもしれないーこれが今回の企画の出発点となりました。 何をもって「フルコース」とするかについては、いろいろなアイデアがあるでしょう。今回のプログラムが決定版と言うつもりは毛頭ありません(そもそも今回参加できていない楽器もあります)。

このステージをきっかけに、また管楽器の響きを体験してみたい、そう思っていただける程度に満腹していただけるよう、キャストが一丸となりサービスに努めます。
…それにしても、聴けそうで聴けない顔ぶれと曲目が集まったもんだ。

 第3回公演プロデューサー 廣瀬大悟 


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この音楽に、このワイン


ソムリエ松谷幸司が選ぶ、音楽にベストマッチな特別なワイン。
大人が楽しむ、音楽とワインのマリアージュ・・・
コンサートの休憩時間(20分間)に、グラスで販売します。

■松谷 幸司 ワインソムリエ
松谷幸司(ワインソムリエ)
2003年独立開業、『リストランテ・ワイニスタ』オープン。毎月変わるディナーコースの料理一皿ごとに、相性の良いワインが一杯ずつ適量サーヴされる「グラスワインのコース」はオープン当初から続くワイニスタならではの魅力的なスタイル。17年3月、カジュアルでお洒落な雰囲気のイタリア食堂『ファットリア・デル・グラッソ』オープン。そして17年7月、カラオケに合わせて楽器演奏ができるバー『スタジオ・ペケペケ』オープン。

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